For the Future

▼多元中継用仮想スタジオ

インターネットを利用した映像中継の実施は容易になりましたが個人視聴を想定した多元中継を実施するための機能は十分には確立されておらずその実現への期待が高まっています例えばマラソン大会において特定のランナーに注目するような多元中継を実現するには任意の時間と任意の場所から送出される多数のビデオストリームを想定し視聴者毎に自動的かつ適切なミキシング処理を可能とする機能が有用ですそこでMidField Systemの機能の1つである映像ミキサーを基盤技術とし必要となる映像中継機能を時間的・空間的に適宜構成できる個人向けの多元中継用仮想スタジオの実現を目指しています

多元中継における個人視聴機能の高度化

仮想スタジオのシステム概要

▼伝えたい映像を伝え見たい映像を見る

目標とする多元中継用仮想スタジオではこれまで専用機器が必要であったミキシング機能や各種の変換機能をネットワークのバックエンドでソフトウェアの機能として目的に応じて使うことができるようになります配信者は「伝えたい映像を伝える」ことが視聴者は「見たい映像を見る」ことが今よりも容易になります

▼映像通信で心を繋ぐ

中継者には中継したい映像があり視聴者には見たい映像があります中継する側と視聴する側それぞれの心を繋ぐための仕組みとしてライブ中継システムを考えた場合これまで以上に映像通信機能をより使い易くより効果的に誰もが使えるようにする必要がありますMidField Systemは映像通信で心を繋ぐ新しい仕組みの実現に向けて挑戦しています

更新:2022-12-01