MidField System

Middleware for Interactive Field on Video Communication

MidField System は,IPネットワーク上で利用可能な映像通信システムです.これまでに,遠隔地間で開催される各種のシンポジウムや遠隔教育,盛岡さんさ踊りの中継や国体のセーリング中継,遠隔音楽リサイタル等に利用されてきました.実際の運用を通して得られるフィードバックをもとに機能の改良を加えることで,映像通信に関する技術を培っています.その技術を基盤とし,次代を担う映像中継機能の研究開発を進めています.

▼次世代のライブ中継プラットフォーム

インターネットを利用したライブ中継サービスの台頭により,ライブ中継の実施に係る敷居は低くなりました.しかし,複数の送信元を想定した多元ライブ中継の実施を容易に可能とする技術は確立しておらず,その実現が期待されています.現在 MidField System は,プロフェッショナルからアマチュアレベルまで様々なライブ中継者が存在している中で,任意の場所から任意の時間で送出される複数のライブ映像による多元中継と視聴を容易に可能とする,次世代のライブ中継プラットフォームの実現を目指しています.

▼目標イメージ

手元の携帯端末でも利用したい時に利用できる,オンデマンド型映像ミキサーをローカル/バックエンドで動的に構成できれば,より簡単に多元ライブ中継を支援することが可能となります.また,多数のビデオストリームを意味的/地理的にグループ化する柔軟な中継パスの管理機能が実現できれば,より創造的な多元中継を実現できると考えています.日常的に利用可能な機材で充実した多元中継を実施し,複数の映像の中から見たい映像をより簡単に視聴できるようになることが研究開発の目標となります.

▼ライブ中継の次世代を担うシステムへ

中継者には中継したい映像があり,視聴者には見たい映像があります.中継する側と視聴する側それぞれの「心」を繋ぐための仕組みとしてライブ中継システムを考えた場合,これまで以上に,映像通信技術をより使い易く,より効果的に誰もが使えるようにする必要があります.研究開発成果物を実際のライブ中継で活かし,改良を加えながら,ライブ中継の次世代を担う仕組みを創造していきます.

更新:2019-1-18